46歳になって思ったことを書きます。
おはようございます。
話題:持ち場、立ち場
オレは、若者ではなくなった。
そして、仕事で若いヤツがよく突っかかってくる。
昇進の話しが来た。今年の9月だ。内示前だが、もともとが今の上司が、仕事が、まったく、出来ないので3年も前から交代要員として準備していた。
持ち場ゆえに、連日のトラブルにもかかわらず、失敗を繰り返しながらもノルマをこなし、また、立ち場が変われば風当たりも強くなり、預かり知らない内容で頭も下げる。
子供の頃はアニメとファミコンがあれば良かった。友達との他愛もない日々。
大人になって金を持ち、遊び惚けた。
次に持たされたのは、『責任』だ。
苦悩はある。
話は跳ぶが、子供の頃に好きだったアニメに、『メガゾーン23』ってのがあって、主人公と仲間たちの前に立ちはだかるイニシャルで呼ばれる謎の軍人がいた。最終的には自分が悪者になって世界を救おうとした大人の男として描かれた。
主人公は若者であるがゆえに彼の気持ちに気付けず反抗をする。
最終的には救ってもらう形で助けられ、それも2回も、彼は行方不明になる。
主人公は言う、
『てめら大人は汚ねえ。自分の都合で他人を操り、踏みにじり、時には殺す』
そしてこうも言った。
『いつか映画で見たようなかっこいい大人になりてえ』
オレは、この作品の中に込められた皮肉に中に今まさにいる。理解されなくとも、責任をまっとうしなければならない持ち場、立ち場にあり、力尽きるまで働いて、後は託して、消えるのみ。
かっこいい大人として消えれるかは分からない。
しかし、かっこいい大人に近づいているとは思っている。
余談だが、作中でBDと呼ばれた男の容姿は、当時のアイドル、吉川晃司さんが歳を経たと想定して描かれていたが、ドラマ、『下町ロケット』の財前部長を見た時に驚いた。
30年以上前のデザインがオリジナルとリンクした。
あと10年。頑張れるかな。