TIANANOGUE
2006年 02月 06日
『TIANANOGUE/ティアナノーグ』さんの新譜。
高速道路を気分よく走っていたら、F40にでも追い抜かれたような、爽快な気分だ。
神話からバンド名をつけるセンスといい、楽曲といいヴィジュアルといい、他にもかっこいいバンドは多くいるけど、これだけ高度にバランスがとれてる人達は少ないでしょう。
メログレスが古典的なプログレなら、ティアナノーグは、『モダンなプログレ』。スラッシュメタルの激しさとクラシックの叙事性が同居する。疾走と減速をくり返すリズムセクション。テクニカルなギターと随所にちりばめられたリリカルなピアノ。歌い上げるハイトーンヴォ−カル。
作曲の緻密さは、メンバーにキーボードがいるかいないかで、こうも変わるのかと思わせる。特にドラムスとキーボードは、楽曲全体を見渡す冷静さがないといけない。
A Relic of The Hawk
このシングルを聴いてシビれちまった。
ドラマチックに展開し、なおかつコンパクトにまとめるのは、インストパートを考えるとかなり難しい。
興味がわいた方は、こちらで視聴してみて下さい。
エックス、シャムシェイドが好きな人、もちろんドリーム・シアターが好きな人 etc etc....、
惚れるぜ!!。
さて....、
こっちも火が着いちゃったよ。
オレはLP400にでも乗った気分で、追い掛けますかね。スコン、スコン、スコン....、その前にガス欠になりそう(笑。
追記
ファーストアルバムのバイオを、和田誠さん、(キャプテン!!)が執筆されていた。ハロウィンから続く、ジャーマンメタルのムーブメントを通過したオレにしてみれば、感涙ものだね。