かっこいい大人/福島第1原発『国民性が事故拡大』
2012年 07月 08日
日本の原発事故は日本人の体質が招いたものだと書かれてます。痛いね。
誰も責任を取らない国、『日本』。
オレが子供の頃に、親もダメ、先生もダメ、政治も、警察もダメ、なんて言葉が目立った。戦後の実業家で、故吉田茂首相の右腕であった白洲次郎さんも、『日本にはプリンシプルが無い』と書いておられたが。
プリンシプル/原則主義
規則を重視する。つまり、庶民だろうが王様だろうが義務ははたせとの事だろうか?。オレも日本人なのでわかりかねるけど。第二次世界大戦以降の日本は目を潰されたサムライ。責任を取る事に臆病になった敗者。食えないプライドよりは金だ。
就職活動の時にありのままを話したら2社落とされた。けっきょくはそこよりも大きな会社に受かるのだが、その時は当たり障りのない問答を面接官とした。
そして、会社の会議を目の当たりにすればただの座談会。キズのなめ合い。
ものごとをはっきり言う人間は嫌われ、当たり障りない人が重宝されるのだ。
民族としての質の低下。
....、
かっこいい大人。
なんだろう。子供の頃に見たアニメとかにはかっこいい大人がたくさん出ていた。主人公の敵であり父親であり、責任をまっとうして最期をとげるような。
心の奥底には忠臣蔵のような美意識としての日本は残ってると思う。
資本主義の毒が抜けるまで。それは、オレもいっしょなのだが。
アメリカによってジェロニモは酒におぼれたが日本人は刀を売り渡したのだろう。
締めようがないので、ここで〆とする。
了