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彼女の結婚観

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大崎駅の桜です。

おはようございます。

話題:彼女の結婚観


本日は品川まで天麩羅を食べに。

東京はあいにくの天気だけど、道行く人々を気遣うように雨も、降りそうでなんとかとどまっている。

『桜なんか早く散っちゃえばいいのに』

と彼女は言う。

何故だろうか?。オレは尋ねなかったが、桜の嫌いな日本人とは。否、大崎なんか住宅街で、歩いても面白くないのだろう。

駅から少し離れた場所に小さな天麩羅屋がある。美味しいし、夫婦でやっているのだが、初めて行った時から愛想が良すぎで、やたらと客に話し掛ける。座敷にしてもらった。貸しきりだ。上機嫌の彼女。やはり女性は、『特別扱い』が好き。

春野菜の天麩羅と刺身のコースを頼んだ。

サク、サク、と口の中で音がする。家庭の天麩羅では無理。店のオヤジさんも言う。『道具が整っても、私なんか未だに、かき揚げなんか難しいですよ』。

食は進む。話も進む。料理、旅行、アンティーク、西洋画、ずるいがオレは、聞き上手に徹する。『天蓋付きのベットが欲しい』には、かなり退いたが。

母子家庭で育った彼女は父親から注がれる愛を知らない。どの親でも子供を愛する訳ではないだろう。それはニュースを見ていればわかる事。だが、最初からいないのでは想像するしかないし、まわりを見ても劣等感をつのらせるだけだ。

『運命ってきっとあるよ』

オレもそう思う。けど、曖昧な事は信用しない。

父親の話しから結婚観の話しにそれる。

『私はきっと愛されたいんだよ。結婚しても子供は欲しくないな。だって子供が中心になっちゃうもん。だったら2人きりで楽しく暮らしたい』

.....、

なるほど彼女、十以上も歳が離れているオレに求めているのは、『父性』なんだな。

人間はいつも自分に無いものを求めてしまう。

長続き、すんのかな、オレ達....。
by end_of_eternity | 2007-04-05 10:05

我的人生日常


by end_of_eternity