見えちゃった話w/怪奇現象
2010年 02月 28日
おはようございます。
話題:見えちゃった話w/怪奇現象
その夜は仕事で疲れきっているのにネット三昧で眠るのが遅くなった。
眠りに入ってからすぐに母親の声で名前を呼ばれた。はっきりと。そして、すぐに何かが体におおいかぶさってくる。
『ああっ、金縛りか....』
と、思っているとまぶたが簡単に開く。いつも金縛りのときは全身かたまって目なんかあけれない筈なのに。
寝ぼけまなこに最初に飛び込んだのは、金色の小さな光だ。六畳の部屋の壁が消えていて、遠くで何かが光っている。それも、視界が狭まって井戸の底から見上げている感じ。
次に、目を天井に向けると蛍光灯のかさの所に、黒い固まりが浮かんでいる。
そして、
窓の方には、
半透明の大きなムカデが、ゆっくりと外に向かって、あしをうねらせ進んでいた。
宙を歩いているのだ。
....、
黒い固まりとムカデを交互に見つめること1〜2分。起き上がってあかりをつけるとどちらも消えた。
オレはキッチンから塩を持ってきてテーブルの上に盛った。
魔除けだ。灯りを消す。もうどっちも消えていたのでそのまま眠った。
次の日気になって、やっぱり何か不幸の前ぶれなんではと思い、この手の体験が豊富なヨッサンこと吉田クンに電話してみると、大笑いされた。
『黒い固まりもありますね』
と、さもありなんと言われた。
見えるだけで害は無いらしい。
安心した。
出来ればもう見たくないもんだ。
それから3日過ぎた。じゃあ、今夜はどうだろうか?。さて、眠るか....、